レンタル収納の賃料はどれくらいが目安？

ビジネスをするうえで、何をどれくらいの価格で売るのかという点は非常に重要な要素です。そのバランスが取れていないと、悪くはないビジネスプランであったとしても成功する確率は低くなってしまうでしょう。レンタル収納は今後さらに拡大する市場として多くの投資家の間で注目を集めています。レンタル収納も他のビジネスにたがわず、成功するには何をどれくらいの賃料で貸し出すのかが成功に大きくかかわってくることでしょう。

そこで、レンタル収納の投資を考えている方に、レンタル収納の賃料の目安について紹介します。レンタル収納は大きさも設備も実に様々です。そのため、一概にどれくらいの賃料が適当かは断言することができません。現在のところの相場を見てみると、都市部などの比較的小さなレンタル収納を経営しているところだと、3000円台から貸し出しがあるようです。もともと自宅には保管できないものを保管するため、利用者にとってはただの預けるための賃料となります。そうした賃料をできるだけ安く上げたいという顧客も少なくないため、なるべく安く賃料を設定することは大切です。

しかし、当然賃料を安くしてしまうと集客はいいかもしれませんが、薄利になってしまいます。多くのレンタル収納を所有して薄利多売で利益を上げようとしている場合ならいいのですが、そこまでの部屋数を所有しないのであればあまりに格安だと利益がほとんど上がらない可能性もあります。

賃料を安くしなくても利用者が集まりやすい方法があります。それは、収納物の内容に合わせて、レンタル収納の設備などを変更することです。湿度調整が必要な収納物、温度調整が必要な収納物、ひたすら広いスペースが必要な収納物など、顧客がレンタル収納に預けたいと思っている品物は非常に多くあります。そうしたニーズにこたえるために設備にこだわったレンタル収納であれば決して高すぎるという印象を与えることなく賃料も通常のレンタル収納よりも高めに設定できるでしょう。

賃料をどれくらいに設定するかは投資運用の上でも非常に大事な要素です。周囲にすでにレンタル収納を経営しているところがあるなら、そちらの賃料もリサーチしたうえで決まることが望ましいですし、土地の価格によっては同じ広さのレンタル収納を運用するのでも賃料が変わってくるのは当然のことです。こうした種々の要素を比較し、ターゲットにした客層についてもマーケティングしたうえでレンタル収納の投資運用を成功させていきましょう。